MAD-SS |
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名称 |
Mathematical Assist Design Laboratory's Spectrun Spread
「数理設計研究所のスペクトラム拡散・・・を直訳したものです。
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特徴 |
スペクトラム拡散通信技術を応用した、長距離通信向けの技術です。
高精度周波数源や他の基準クロックなどの手がかり無しで、極めて微弱な拡散信号をもとに通信を開始することができます。
電波通信だけでなく、光波、音波、弾性波など搬送波通信であればどのような手法でも適用可能です。
現在試験中の実装では、約10bpsと極めて低速であり、動画や画像などリッチ・コンテンツの伝送には向かないと思います。 |
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性能 |
従来の通信方式と比較すれば、下記の特徴を持ちます。
- 同出力 ・・・・・・ 5~25倍ほどの距離
- 同距離 ・・・・・・ 1/1000の送信出力
- 感度 ・・・・・・ 1000倍、+30dB
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実装例 |
実験規格
項目 |
値 |
単位 |
コメント |
TIP時間 |
0.725623582 |
msec |
拡散するための最低1単位時間。受信機は44100SPSでADする。
1TIPあたり32サンプルすると 32*1/44100 → 0.725623582 msec |
TIP周波数 |
1378.125 |
Hz |
拡散するための最低1単位時間の逆数 44100/32 → 1378.125 Hz |
拡散コード長 |
1024 |
TIP |
10bit M系列は1023TIPで構成されるので最後に0を追加して1024TIPにする |
拡散周期 |
0.743038548 |
sec |
32*1/44100*1024 → 0.743038548 sec |
感度 (10bitM、拡散コード時間 0.7秒、10BPS、実験周波数50, 145, 150MHz)
- SNR能力
- 数値計算値
- 白色雑音に対し -14.6dB (1拡散シーケンスあたりの実力伝送能力はSS理論と同等)
- 搬送波妨害 数値計算値
- 同一周波数の搬送波妨害に対し -60dB、ただし周波数依存性が大きい
- 受信感度 @150MHz の実験値
- 測定器による感度 -140dBm
- 低雑音環境の野外 -135dBm
- 地方都市の雑音環境にて -125dB
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応用事例 |
- GPS-TX ・・・・・・ 動物にGPS受信機内蔵の超小型送信機を取り付け、行動を追跡
- 防災通信 ・・・・・・ 数100mの局地災害から数100㎞の大規模広域災害まで対応
- 電力線伝送 ・・・・・・
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特許 |
「スペクトラム拡散方式の通信装置、及び、その高速同期確立法」
- 2003/02/03 国際出願 PCT/JP03/1054 特願2004-544184
- 2004/08/19 世界知的所有権機関(WIPO)による公開情報
- 2005/01/21 日本 特許第3639839号
- 2007/03/20 韓国 特許第10-0688329号
- 2008/11/07 欧州 European Patene No. 1528690
- 2009/01/16 米国 US 7,471,716 B2
- 2009/12/04 中華民国(台湾)
「シフト法によるデータ通信装置、及び、データ通信方法」
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対応済の規格 |
- 微弱無線局 ・・・・・・ ≒50nWで、平地間通信距離500mを達成
- ARIB STD-T67 ・・・・・・ 汎用の特定小電力無線 426MHz
- ARIB STD-T99 ・・・・・・ 動物追跡用の特定小電力無線 142MHz
- アマチュア無線 ・・・・・・ G1Dの可能な各周波数に対応
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